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いちごの妄想小説

じゃれあい

たった数言話しただけで、私の様子を察して
部屋に来てくれたしずかは、愛してると言った後
私を甘やかして髪をなで続けた。

「優衣、お前ほんとに子猫みてぇ」

 ん?

「気が強くて、引っ掻いたと思ったらゴロゴロ甘えて来て。可愛い奴」

はぁ?

「何言ってんの?」
「ん?」
「しずかなんか子犬じゃん!」
「は?」
「私にいつも甘えて来てさ、しっぽ振ってるじゃない」
「は?俺がいつお前に甘えたよ?」
「いつもよ!」
「甘えるのはお前だろう?」
「私は甘えてないわよ!今日だって会いたくないって言ったじゃない!」
「俺は甘えてないぞ!」
「しずかは会社で見栄張ってる分、私に甘えることあるわよ。自覚してないの?」
「してねーよ!」

ふん!

「もう良いよ」
ナ、何よ。
「やめやめ」
え?

「俺は優衣ちゃんがいないとだめだよ。これで良い?」
はぁ?

「機嫌直せよ。ほら、泣いた顔を洗うついでにフロ入るぞ」
そう言って私の手を引っ張る。

「え?やだ。一緒に入らないから!」
その場で踏ん張る私を見て、しずかはニヤッと笑った。

「俺優衣に髪洗ってもらうの好き」
耳元でそっとそういう。

「しょうがないなっ!」
そう言いながら抱きついた私をしずかは笑いながら抱きしめた。

END*****




Commented by nana at 2017-11-13 23:10 x
もうなんなの!このイチャイチャ!
キュンキュンするぅ!(///ω///)
Commented by ichigo-ichigo205 at 2017-11-15 13:17
nanaちゃん
気に入っていただけたようで嬉しいです~(笑)
キュンキュンしてアンチエイジングして飲みに行くぞ~!おー!
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by ichigo-ichigo205 | 2017-11-10 15:23 | ・キスマーク | Comments(2)